音楽の日々から〈Ⅳ〉　恩師グレートマスター　チェリスト　青木十良先生

ー青木先生との出会いー

音楽において、素晴らしい師に恵まれ、前述の谷康子先生と、卒業後の青木十良先生によって、私の音楽は「磨きがかかって腕が上がった！」と青木先生の奥様から喜ばれました。

自分は常にまだまだと思っていますから、そう言って頂く程嬉しい事はありません。

ー赤堤のお宅からの始まりー

最初にレッスンに伺ったのは、あるチェリストの伴奏で、世田谷区赤堤のお宅です。

伺う前から、お弟子さんをあまり取らず、厳しくて、取ってもすぐに破門するという噂で有名なチェロの名手、青木十良という名を聞いた時、きっとご縁があって必ず伺う事になるだろうと思いましたから、やっぱりそうなった！と思いました。

レッスンが終わると、「あなたは何者だ？どこのくににいたのか？」と仰るので、「ずっと日本です。」と申し上げると、ゲラゲラお笑いになり、「そんなはずない。日本人の音と音楽ではない。冗談言って…」と仰り、本当だと解ると、「私のアンサンブルのレッスンに来なさい。あなたを招待します。」と目白のソルフェージュスクールで行われている、弦楽アンサンブルのレッスンに聴講を許されました✨💫✨

続きは、この後お話ししますね🎶