音楽の日々から〈Ⅷ〉青木十良先生に音楽監督依頼

ー音楽監督を依頼してー

自分で企画した、室内楽コンサート、フィオレンテシリーズは、それまでの集大成、全て青木先生に音楽監督を依頼しました。

奥様は、常に先生とご一緒にホールにもいらして見守って下さり、深い愛情を受けました。

今考えると苦労をおかけして、申し訳なかったと思いますが、お陰様で、良い演奏が出来ました。

私が依頼した演奏家の方々にもレッスンして下さり、「良く勉強されましたね！素晴らしい演奏でした。」と労って下さいました。

いくら感謝してもしきれません💐

ー恩返しはずっとー

背広の胸のポケットに、常に辞表を忍ばせて…

「私が灰になってから聞きに来るのか！お骨を拾いに来る時では遅いのだ！」と激しく訴えて、先生が見せて下さったレッスンの気迫。

「上手くなりたいか⁉️

なりたければ、人間性を磨け！心を磨け！

音は正直だからそれに尽きる、それしかないのだよ。」

生きる姿勢を教わった、これはそのまま、私の仕事への気迫と姿勢となり、先生への恩返しは私の人生の最後まで続きます💐